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岡山県在住のカスタムナイフメーカー、吉川英治。
日本のカスタムナイフ界において、ラブレススタイルのナイフを丁寧に作り続けてきた作家として知られています。鋼材の切り出しからブレードの研磨、ハンドルの成形、シース制作まで、すべての工程を一人で行うカスタムナイフメーカーです。
今回、山秀では吉川さんに直接お話を伺う機会をいただきました。
酒屋をしながら、夜にナイフを作る日々
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吉川さんは、もともと「吉川酒店」という酒屋を営みながらナイフ制作を続けていました。
昼間は酒屋として働き、ナイフ制作は夜。
仕事を終えた後、工房に入り、一本一本ナイフを作っていたそうです。
ナイフ作りを始めたのは30歳の頃。
きっかけは、銃砲関係の本に載っていたナイフ制作の記事でした。
さらにその後、本の中でラブレスの「5インチ ユーティリティハンター」を目にします。
「目が覚めたようでした。」
「それはそれはかっこいい。カルチャーショックでしたね。こんなにもかっこいいものがあるのか、と思いました。」
この出会いが、吉川さんのナイフ作りを大きく方向づけることになります。
吉川英治氏の鏡面仕上げ

吉川さんのナイフを見て、まず目を引くのが美しい鏡面仕上げです。
光を受けてなめらかに反射するブレードは、ただ磨かれているだけではありません。
そこには、下地作りから仕上げまで、徹底した手作業の積み重ねがあります。
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「バフだけで鏡面する人もいるけど、僕はリューターを使ってますね。手でやったら昔、1週間かかりました(笑)」

鏡面仕上げというと、最後の磨きだけに目が行きがちです。
しかし吉川さんが大切にしているのは、その前の工程です。
「リューターやっても傷が残るということは、下ごしらえ(荒砥・中砥)ができてない。手抜きの下拵えをしたら、もう一度やり直しなので、時間がもったいないですね。」
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美しい鏡面は、最後に生まれるものではなく、最初の一削り目から始まっているのでした。
一本のナイフを、最初から最後まで自分の手で
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吉川さんのナイフは、すべて手作業で一本一本作られます。
鋼材の型抜きから、ブレードの成形、研磨、ハンドルの取り付け、シース制作まで。
分業ではなく、一本のナイフを最初から最後まで自分の手で仕上げます。
「この仕事は楽しいですよ。楽しくて仕方がない。」
吉川さんは23歳の時、ヨーロッパを旅行し、その時に12本ほどナイフを購入したそうです。
若い頃からナイフそのものに惹かれ、やがて自ら作る側へ。
そして30歳でナイフ作りを始めてから、長い時間をかけて自分のスタイルを磨いてきました。
「ナイフを作る時間はあっという間。深夜にやっていたら、あっという間に昼夜逆転してしまうので気をつけていました。」
そして最後に吉川さんはこう話してくれました。
「この仕事は楽しいですよ。楽しくて仕方がない。やめようと思わない。楽しいからずっとやりたい。」
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「私にとって、ラブレスは、生き甲斐を与えてくれた人です。」
吉川さんにとってラブレスのナイフは、単なる憧れではなく、自分の人生の方向を決めた存在だったのかもしれません。
ラブレスに出会い、ナイフ作りに目覚め、夜に制作を続け、一本一本を自分の手で仕上げてきた。 吉川さんのナイフには、技術だけではなく、好きなものを追い続けてきた時間そのものが宿っているように思えます。
現在購入できる吉川英治さんのナイフ
山秀で現在販売中の、カスタムナイフメーカー 吉川英治さんのナイフをご紹介します。
いずれも一本一本手作業で製作されたカスタムナイフです。気になる商品は画像をクリックして詳細をご覧ください。
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