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2022.12.21

日々の山秀

マック店長の四国出張①

マック店長の出張レポです。

マック店長の仕事は、
多岐に渡りますが、
出張も大きな仕事の一つ。

お取引さまを訪問したり、
新しいナイフを発掘したり、
日本のみならず、
海外にも出向きます。

(山秀は海外にもお取引さまが
多数あります。そして
マック店長は英語ペラペラです)

コロナ禍で外出が制限され、
しばらく遠方の遠出が、
できませんでしたが、
最近 遠出の出張復活。

早朝、名古屋を発ち
今回 向かったのは四国です。

まず、高知へ。
20年間、お取引させていただいている
red orca
秋友義彦鍛造所さまを訪問。

長い歴史を感じられる
素晴らしい工場と作り手の想いを
五感で感じてきました。

red orcaさんのすごいところ。

それは甲伏せ造りを会得し、
代々受け継いできた
鍛冶屋であることです。。

元来、
日本刀を造る製法のひとつである
「甲伏せ造り」。


この伝統の製法を実現するには
より高度な技術と経験が必要とされ、
全国でも数えるほどしか
その製法に辿りついていません。


心金となる極軟鉄に
安来鋼を巻く製法であり、
叩き上げの時、
既に実用が耐えられるか
どうかが決まってしまう。


幾多の鍛冶屋が挑み、
焼入れの失敗を重ね、
製品として世に出すまでは
十数年の試行錯誤が必要です。


鉄と鋼の表情を知り、
鋼材と対話が出来る者だけが
叶える究極の製法、

それがred orcaさんの
「甲伏せ造り」なのです。

その製法・・・
3代目、秋友義彦氏の引退により
ついえてしまったかと思われ
諦めかけていましたが、

県の支援により発足した
“鍛冶屋創生塾”の塾生、に
親方の意志をそして技術を継げる
20代の若い卵が現れました。


親方の指導を受け、
瞬く間に親方も驚くスピードで、
甲伏せ造りの技術を
吸収されたそうです。

そして今年2022年、
正式にレッドオルカ継承者として
親方に認められ、、、、

ついに2023年に
剣鉈が復活!

みなさま
乞うご期待ください!

なお、現在
山秀店舗およびオンラインショップで
購入できるred orca製品は
こちらをご覧ください。

おまけ。
ランチは、red orcaさんおすすめの
鰹のタタキ漬け丼