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岐阜県関市は刃物の街。そして、鰻(うなぎ)の街?

世界のナイフショールーム山秀の西村陽子です。

 

ご存じのとおり、岐阜県関市は日本国内だけでなく

世界でも有数の刃物の産地として知られる「刃物の街」です。

 

歴史を遡りますと、鎌倉時代

 

刃物の仕上げにかかせない「焼刃土」(やきばつち)

 

鋼を加熱するために必要な1200℃~1300℃という高温を生み出す

炉(ろ)に使う松炭

 

そして、長良川と津保川の良質な水

 

刀鍛冶にとっては必須である

この3つの理想的な風土条件を関の地が備えたことから

各地から多くの刀鍛冶が移り住み、刃物の産地として栄えました。

 

室町時代、関には300人を超す刀匠が刃物を作っていたと言われています。

刃物と鰻(うなぎ)は切っても切れない関係?

歴史ある刃物の街、関ですが

 

もう一つ有名なのは「鰻」(うなぎ)

関市内には数多くの鰻屋さんが点在しています。

 

なぜ、鰻屋さんが多いのかといえば

 

刀鍛冶の仕事は、高温の炉の前で汗だくになりながら

高度な技術と集中力で鋼を鍛錬する、

今で言うガテンな職人の戦場で、まさに体力勝負!

 

そんな刀鍛冶のスタミナ源として食べられていたのが

「鰻」という訳です。

関の刀鍛冶を支えたスタミナ食「鰻」(うなぎ)
関の刀鍛冶を支えたスタミナ食「鰻」(うなぎ)

山秀の西村がお勧めする鰻屋は「辻屋」さん

岐阜県関市に数ある鰻屋の中でも、

わたし山秀の西村がお勧めするのは

 

創業150年の老舗「辻屋」さんです

 

カリッと焼かれた鰻の味はもちろんのこと

ひと昔前にタイムスリップしたかのような

趣のある店構えと店内もお勧めのポイントです。

辻屋さんの「うな丼定食」
辻屋さんの「うな丼定食」
刀鍛冶になった気分で、老舗の鰻屋「辻屋」の暖簾をくぐってみては?
刀鍛冶になった気分で、老舗の鰻屋「辻屋」の暖簾をくぐってみては?

関市に来たら刃物と鰻の歴史をめぐってください。

地域の産業と食文化は、どこかでつながっているものですね。

 

昔、300人以上いたと言われる刀匠の数は残念ながら減ってしまい

関市の刀匠は、現在 10名。

 

鰻屋に通う刀鍛冶は減ってしまいましたが

今では、観光客が刃物店や観光地を訪れるのに合わせて

関の鰻に舌鼓を打っています。

 

岐阜県関市にお越しの際は、ぜひ刃物と鰻の歴史をめぐってみてくださいね。

岐阜県関市の鰻の老舗「辻屋」


世界のナイフショールーム山秀は関の観光名所に囲まれています。

山秀からは、多くの関の観光名所が近く

日帰り観光にもピッタリです。

ショールームでは、穴場の観光スポットも紹介していますので

お気軽にお出かけくださいね。